くれよん方式とは
知的障害児・者の行動は「どうして?」と首をかしげることばかりですね。ともに暮らす家族にとっては、「わけがわからない」では済まされない、切実な問題だろうと思います。「くれよん方式」は、このような問いに対して明確な答えを示し、具体的で効果的な対処方法、指導法を示したものです。
What"s about Crayon method
できるだけ「手つなぎ」を心がける。
まず、しなければならないのは「手つなぎ」です。
筋緊張が起こった結果、手指は勝手に動き、強い力が入ります。 その力を受け止めることで子供は安定します。手をつないで受け止めなかったなら、子供はその力を制御できず、 「人や物を強くつかむ」、「人や物をたたく」、「自分の身体をたたく」、「寝転がる」、「あばれる」などの行動をする可能性があります。 手をつないであげることは子供の状態を測るバロメーターの役割と予防の役割を果たすことになるのです。 手をつないでいて、子供の手に力が入っていないときは良い状態で、指示も通りやすく、落ち着いて過ごせると考えましょう。
最強の療育方「くれよん方式vol.1」より抜粋
冊子購入について
上記のような指導法を示した「くれよん方式」を3冊の冊子に編纂し販売いたしております。
指導法「くれよん方式」
を冊子に編纂しました

最強の療育方「くれよん方式」(全3冊)
- Vol.1 63ページ
- Vol.2 60ページ
- Vol.3 59ページ